2023-03-31
ここからは築20年の一戸建ての売却が難しいとされる理由をご紹介します。
日本の一戸建ての売却価格は経年劣化によって低下していきます。
一戸建てには法定耐用年数というものが定められています。
法定耐用年数とは税務処理上の減価償却がおこなえる期間のことです。
一戸建てに限らず、物は使用するにつれてどんどん消耗していき価値が下がっていくもの。
法定耐用年数は言い換えると税務処理のなかで価値があるとされる期間といえます。
一戸建ての法定耐用年数はその構造によって期間が前後します。
主な4つの構造の法定耐用年数をご紹介します。
以上のように一戸建ての法定耐用年数は20年を境に規定されています。
法定耐用年数が経過したからといって使用できなくなるわけではありません。
しかし法定耐用年数=一戸建ての寿命と捉える方も多くいらっしゃるため、築20年を超えると一戸建ての売却価格が下がったり、売却が難しくなったりします。
一般的に木造は築20年を経過すると、新築時の価格の20%以下まで下落してしまうとされています。
また、中古の一戸建ての場合でもほとんどの方が住宅ローンを利用します。
その際に築20年を超えていたら、住宅ローンの借り入れ期間を希望期間よりも短く設定されることが多くなります。
さらに築20年以上の木造一戸建ては住宅ローン控除の適用外です。
こうした背景から築20年の一戸建ての売却が難しいといわれています。
築20年の一戸建てでも売却をしたいという方に向けて、一戸建ての売却を成功させる方法を3つご紹介します。
築20年経過していても売却を成功させるためにはまず相場を知ることから始めましょう。
相場よりも高すぎてしまうと誰にも購入してもらえず、逆に低すぎると売主側が損をしてしまいます。
適正な販売価格を知って売却を成功させましょう。
築年数がかなり経過していたとしても、それに勝るメリットがあれば売却もうまくいきます。
たとえば立地が良い場所だったり、使いやすい間取りや設備があったりする一戸建ては、築20年を経過していても売却しやすいです。
何かアピールできるところはないか考えてから売却に臨んでくださいね。
早く一戸建てを売却したいと思っても、築20年ではなかなか買い手が見つからないことも多いです。
そんなときは不動産会社に買取をおこなってもらうのがおすすめです。
買取であれば売却のための労力や時間を削減することができます。
楽して一戸建てを処分したいという方はぜひ1度検討してみてくださいね。
今回は築20年の一戸建てを売却する方法をご紹介しました。
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