パラペットとは?役割・デメリットもまとめて紹介


こんにちは!彩の国ハウジングセンター株式会社GHCでございます。

本日は、マンション最近では戸建物件でも見かける「パラペット」
という建物の設備についてご紹介します!!




〇パラペットとは
まず初めに「パラペット」とは何なのか?というと、建物の屋上やバルコニーの外周部に設けられた
低い立ち上がり壁のことを言います。
戸建てでは主に陸屋根と呼ばれる水平の屋根の周辺に見られます。





〇パラペットの役割
屋根スラブ(鉄筋コンクリート造の屋根)と壁との接合部分の防水の補強や、単純に落下防止としての
役割もあります。
また雨が降った際に傾斜がある屋根だと自然に流れ落ちていきますが、陸屋根の場合はパラペットが無いと外壁を伝って流れ落ちる為、雨水による外壁の劣化が進んでしまうのを防ぐ役割も果たしています。
他にも戸建てだとパラペットを付ける事で外観をスタイリッシュに見せたり、店舗だと看板の設置をすることも可能です。



〇パラペットのデメリット
色々な役割を果たしてくれるパラペットにもやはりデメリットはあります。
まず、屋根とパラペットでは材質が異なる為接触部分にはどうしてもつなぎ目が出来てしまい、
そのつなぎ目が雨水の浸食により腐食が進みます。

※要注意※
・せっかく南向きでもパラペットによって影ができ、雨の後湿った水はけの悪い環境が続く
・日本は台風が多い為上から降る雨だけでなく、吹き上げるような暴風雨にさらされる

上記のことが理由で劣化した部分から雨水が入り込み、雨漏りが起こる可能性があります。



〇劣化対策・劣化が進んだ場合
まず劣化対策としては、こまめな掃除が大切です。
内桶に雨水や落ち葉などのごみを放置しておくと、錆びるなどして劣化の原因になるのでこまめな掃除をしましょう。
そして劣化が進んでいる場合ですが、そもそもパラペットの耐用年数が10年ほどと言われているので、
マンションなどは難しいですが、マイホームをお持ちの方は専門業者に相談してみるのもいいかもしれません。劣化の進み具合によっては防水工事などの修理が必要になりますが、劣化している部分や修理の内容によって費用は異なってきます。


まとめ

いかがでしたでしょうか??
大切な役割を果たす設備でも、やはりメリットだけでなくデメリットもあります。
毎日帰るマイホームだからこそ長く住めるように少しでも知識を増やすことが大事だと思います。
今回まとめた内容がその手助けになっていたら幸いです✨



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